2025年3月第5週のアポ電入電中:依然多い「料金未納」と警察をかたる電話の急増
2025年3月24日(月)から29日(土)の1週間、警視庁のメールけいしちょうから配信された「アポ電(詐欺電話)入電中」メールのまとめです。
入電数は金曜日、月曜日、木曜日の順に多く、土曜日は平日の約半分でした。
通信事業者、電話会社などをかたる通信関連の電話が約半数、警察関係者をかたる電話が約4分の1を占めました。
木曜日から金曜日にかけて警察をかたる電話が急増しました。
以下は1週間の傾向です。
「(電話)料金が未払い(未納)です」という内容:
これは最も頻繁に見られた手口で、ほぼ毎日、都内の広範囲で報告されています。多くの場合、「電話が止まる」「利用できなくなる」といった言葉で不安をあおり、個人情報を聞き出したり、さらなる詐欺につなげようとする意図が見られます。
通信会社(NTT、ドコモ、ソフトバンクなど)をかたる:
特定の通信事業者を名乗るケースが非常に多く、信頼性を装って電話に出させようとする手口です。
警察官(警視庁、他府県警、捜査二課など)をかたる:
こちらも頻繁に見られ、特に「あなたの名義のキャッシュカードが犯罪に使われている」「あなたに逮捕状が出ている」「捜査に協力してほしい」など、事件に関与しているかのように装い、不安をあおる手口です。他府県警を名乗るケースも目立ちます。
「電話が〇時間後に止まります」「まもなく利用停止になります」という時間制限:
冷静な判断を妨げ、焦らせるための常とう手段です。
自動音声ガイダンス:
料金未納などを自動音声で伝え、番号を押させて犯人とつなげる手口も多く確認されています。
役所職員をかたる「医療費の還付金があります」という内容:
高齢者をターゲットにした典型的な還付金詐欺の手口です。
国際電話番号からの着信:
「+1」や「+44」などから始まる国際電話番号からの詐欺電話が多数報告されており、「アポ電(詐欺電話)入電中」メールの注意喚起でも触れられています。
トークアプリ(LINE等)やビデオ通話への誘導:
トークアプリのビデオ通話に誘導し、偽の警察手帳や逮捕状を見せて信用させようとするケースが見られます。
年金機構、国税庁、総務省などの公的機関をかたる:
これらの機関を名乗り、手続きや未納などを理由に個人情報を聞き出したり、金銭を要求する手口も確認されています。
息子や孫をかたる電話:
「かばんや財布をなくした」「お金が必要」といった緊急事態を装い、金銭を要求するいわゆる「オレオレ詐欺」の手口も確認されています。


